【手術直後の様子】夜泣きとよだれで混乱状態|コロンの手術体験記

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耳の穴の中にできた【耳の腫瘍の除去手術】をすることになったコロンは、全身麻酔をするついでにと【臍ヘルニア】と【脂肪腫の除去手術】も一緒に行うことになりました。

12才のシーズー犬
コロンです。

手術は無事に成功し日帰りで退院できたのですが、術後は傷の痛みから、クンクンと鳴くことが2日程続いたり、手術の翌日に混乱状態になったりしました。

今回は、手術直後の夜にコロンが痛がって夜泣きをした時の様子や、よだれを垂らして混乱状態になり通院した時の体験をご紹介します。

目次

術後の痛みで夜泣き

コロンは今回【耳の腫瘍除去】を行い、同時に【臍ヘルニア】と【脂肪種除去】の手術を一緒に行いました。

それぞれの手術の詳細はこちら

手術当日の流れ

朝は絶食。
午前中の10時半頃に病院に預ける。
昼過ぎに手術。
日帰り退院。

術後の様子を見て、1泊入院するか日帰りにするか決めると言われていまいした。

夕方18時頃に「日帰りで大丈夫そう」だと連絡が来た為、19時に迎えに行きました。

こんなに色々と手術をしたのに日帰りできるの⁉

と驚きましたが、コロンは入院して環境が変わるとごはんを食べないところがあるので、家に帰ることができて安心しました。

手術直後は麻酔でフラフラ

迎えに行くと、先生がコロンを診察台まで連れて来てくださいました。
麻酔が覚めきっていないのと傷口も痛いしで、体勢を低くして目をシバシバさせながら、私を見つけたコロンは抱っこしてもらおうとヨロヨロと近寄ってきました。

いつもは車に乗ると窓から外を見ようとするのですが、さすがにこの日は家に着くまでジッと動きませんでした。

術後の食事・元気が無くなる?

コロンは10年以上前に【避妊手術】をしたことがあったのですが、その時に痛みで夜眠れず「クンクン」と鳴きながら過ごしたことがありました。
9ヶ月前の【心臓手術】の際も、術後は元気が無くなっていたので、今回も手術の当日は当然痛がって元気が無くなるだろうなと思っていました。

心臓手術の術後は食欲不振になった為、今回も食欲が無いのではないか…と心配していまいたが、帰宅後すぐにごはんを欲しがって食べたので、安心しました。

いつもと同じ量を食べました。

食欲はありましたが、食事の時間以外は動かずにずっと寝ていて、いつもと比べると元気が無いように見えました。

傷が痛くて動かなくなっていたようです。

術後の夜泣き

手術当日の夜は、時々起きて頭を上げてクンクンと鳴きました。

体をさすると寝て、それを何度か繰り返しました。

術後2日目もクンクン鳴く

手術の翌日が一番痛そうに鳴きました。

その時の動画がこちらです

痛み止めを飲んでも、撫でても痛くて、ずっと鳴きました。

午前中はずっとクンクンと鳴いていましたが、それでも朝ごはんを欲しがって食べたので、食欲があることに安心しました。

午後も痛くて時々鳴きましたが、昼寝をして少し落ち着いていました。

夕方には自分から起きて夜ご飯を欲しがり完食。

処方されていた痛み止めを飲んでまた寝て、徐々に回復していくだろうと思いました。

ところが、

この後コロンは一時的に原因不明の混乱状態になりました。

術後によだれがダラダラ

今回手術を担当してくださった執刀医さんが、「今回切った中で耳が一番痛いと思います。」とおっしゃっていて、本当に痛かったようで、術後の2日間は痛くてクンクン鳴いていました。

耳の他にも【臍ヘルニア】と【脂肪種の除去】の手術を行っている為、色々切って痛かっただろうなと思います。

それぞれの手術の詳細はこちら

傷が完全に治り切るのに、耳は1ヶ月、他の箇所は2週間と言われました。

耳の中は治癒しにくいそうです💦

突然の混乱状態

手術の翌日の夜、コロンは一時的に混乱状態になり、とても驚いたので、その時の様子も記載しておきます。

初めて見る様子に私も混乱しました。

コロンの様子

  • 手術の翌日、食欲はあったけれど朝の9時頃から傷口が痛くてクンクン鳴く。
    15時頃やっと鳴きやんで昼寝。
  • 夕方18時頃には起きていつも通りごはんを欲しがって完食。
    食後に痛み止めと抗生剤を飲んでまた寝る。

    あまり鳴かなくなったので、少し痛みが引いてきたのかな…と安心していると、
  • 21時頃、突然起きて鳴きだす。

この時、突然混乱状態になりました。

混乱の様子

  • 舌が出っぱなしで、今まで見たこと無いくらいよだれをボタボタと垂らす。
  • トイレではないところで💩をする。
  • ずっと鳴き続ける。

 など、混乱状態に見えました。

獣医さんから、
「痛み止めの薬でボーッとなる可能性がある」
とは聞いていたのですが、そのせいなのか別の原因なのかわからず…

病院が閉まっている時間だったので怖かったです。

その後、

23時頃には落ち着き、再び眠り、

夜中に何度か起きて鳴きましたが、体をさするとまた眠る。

そして翌朝、
鳴いてはいないが、食欲が無い。
 ↓
 病院へ!

手術当日の夜と、翌日の朝晩は食欲があったのに、3日目の朝に食欲不振になるとは思いませんでした。

混乱状態の原因は?

病院で昨夜の状態を伝えると、先生は【脳圧が上がったような状態】に似ていると感じたようでした。

獣医さん

痛み止めの作用でそのような【脳圧が上がったような状態】になることは前例が無いのですが…、
痛み止めを飲んでボーッとなった感覚が不安になり、一時的に緊張した状態になった可能性はあります。

という診断で、念の為に痛み止めは中止して様子を見ることになりました。

痛み止めを中止すると、また痛がって鳴くだろうかと心配だったけれど、その後は食欲が回復して、痛くて鳴くこともなくなりました。

こうすれば良かった!

コロンが混乱状態になった時、私は動転して、体をさすったりよだれを拭いたりして様子を見ていることしかできませんでした。

今回のように愛犬の様子がおかしい時や、もし脳の影響で【てんかん】などの発作が起きた場合は、その様子を動画に撮って獣医さんに診てもらうとわかりやすいです。
発作が起きた時間や、何分間その状態が続いたか、繰り返し起きたかなど、詳しく記録しておくと良いです。

咄嗟の時はなかなか冷静に対応できないな💦
と思いました。

その後は混乱状態になることは無く、食欲も戻って回復していきました。

犬 術後 よだれ 痛み コロン

動画を撮っていなかったので、その時の様子を覚えておこうと、当時描いた絵がこちらです。

やめてよ

目を見開いて、上記の動画のような鳴き方でずっと鳴き続け、声は動画より大きかったです。
舌を出したまま、今まで見たことないくらい「よだれ」が出続けていました。

獣医さんの、
「痛み止めを飲んでボーッとなった感覚が不安になり、一時的に緊張した状態になった可能性がある」
という診断を聞いて…

犬 僧帽弁閉鎖不全症 コロン 闘病記録

もしかしたら、術後の痛みや、痛み止めのボーッとする感じで、心臓の手術で長期入院した時のことを思い出したのだろうか…?とも思いました。

※写真は心臓手術後の様子です。

僧帽弁閉鎖不全症の手術をしたお話はこちら

まとめ

今回は12才のシニア犬コロンが【耳の腫瘍除去】と【臍ヘルニア】、【脂肪種の除去】を一度に手術した体験から、手術直後の様子をご紹介しました。

心臓の状態に比べると緊急性は低かった為、治療が後回しになっていましたが、臍ヘルニアは大きくなってきていたし、腫瘍も良性だとは言い切れない状態で、放っておくのは心配であった為、手術をしました。

臍ヘルニアは避妊手術の際に一緒に手術することが可能です。

高齢なので何度も全身麻酔をするのは心配で、一度に手術をすることになりましたが、術後は痛かったと思います。

今回コロンは【ずっと鳴きながらよだれが出続ける】という、これまで手術をした時には見たことが無かった症状が出て、とても驚きました。

2時間ほど続いて落ち着きました。

全身麻酔の手術はリスクがあるので、手術の内容やリスクを詳しく説明してもらって、納得した上で進めていくことが大切です。

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