僧帽弁閉鎖不全症の手術後に6週間入院したコロンの術後闘病記録です。
同じ手術をしたワンちゃんの中でも長い方で、回復に時間がかかりました。
回復までの様子や入院中の血液検査の数値など、コロンの記録が同じ手術をしたワンちゃんや、手術を迷っている飼い主さんの参考になれば嬉しいです。
まだ入院中
11月24日
やっと改善傾向が見られ始めたコロン。
どれくらいの数値まで回復すると退院の目処が立つのか、先生が教えてくださいました。
▼ひとつ前のお話
犬の僧帽弁閉鎖不全症手術体験記
【術後13日目】
今日も病院へ電話して、コロンの様子を教えていただきました。
昨日の血液検査で53.0%だった白血球の数値は、今日は36.0%まで下がっていました。
抗生剤の効果が出るまでは数日かかる為、昨日までは全く変動が無かった数値。
白血球の数値は下がり方に個体差があると言われていました。
53%から36%…
けっこう下がったんですね…✨
凄く下がりましたね✨
たまにこういう子がいるんですよ。
これまで、【稀に見る特殊なケース】で不調が続いていたコロン。
今回は【たまにいる良く下がるタイプ】で、良い方向にそれが見られて嬉しかったです。
どうなれば退院できるの?
予想よりも順調に数値が下がったコロンですが、白血球の数値がどれくらい下がれば退院できるのか?
専門医さんに聞いてみたところ、病院の機械では【16.7%】が白血球の正常値の上限なのだそうです。
もちろん正常値まで下がれば良いのですが、今36.0%なので、20%を切ったら大丈夫かな…、と少し安心できるようです。
僧帽弁閉鎖不全症の手術は、術後に「大丈夫かな…?」と回復傾向にあっても急変することがある為、先生達は易々と「大丈夫」だとは言えないのだとおっしゃっていました。
やっと「大丈夫」と言ってもらえるかもしれない…
あと少し…!
コロンは皮膚が悪いので、感染症には要注意。
白血球の数値が20%を切ったら、今注射で打っている抗生剤を飲み薬に変えてみて、それで数値が大丈夫であれば退院の目処が立つようです。
これからどれくらい数値が下がっていくのか、飲み薬に変えても数値が安定するか、まだ様子見ですが、少し先が見えてきた気がします。
嬉しい報告
なんとこの日、一緒に手術したワンちゃんがまた1匹退院していきました。
コロンよりもたくさん薬を飲んでいた重症だったワンちゃん。
術後の経過観察を突破して、無事に退院できるなんて凄いですね。
嬉しい!!
おめでとう…✨
これで、コロンと同じ日に手術をしたワンちゃん3匹中、2匹が無事に退院できました。
あとはコロンだけ。
コロンもお家に帰れるように頑張ろう…!✨
そしてこの日、この退院したワンちゃんのママさんが、病院に行った時にコロンの動画を撮って送ってくださいました!
なんという心遣い…✨
ありがたすぎる!!✨
※ママさんが事前に撮影できるか病院に確認してくださっていて、私の承諾があれば撮影可能だと言ってもらえたそうで、病院に私から撮影OKの連絡をしていました。
カラーを付けています。
3日ぶりにコロンの様子が見られて本当に嬉しかったです✨
動画も撮ってくださっていて、看護師さんに尻尾を振って近付いたり、顔をグイグイ擦り付けて甘えたりしている様子が映っていました。
看護師さんに甘えている姿を見てホッとしました。
心臓の大手術をして、知らない病院で一人入院中のコロンが心配だったけれど、看護師さん達にお世話をしてもらって、コロンも自分が置かれた環境で対応しようとしているんだな…と、コロンがたくましく見えました。
まとめ
術後13日目。
昨日の血液検査で53.0%だった白血球の数値が、36.0%まで下がりました。
20%を切ったら、注射から内服薬に変えて、それで数値が安定していれば退院の目処が立つそうです。
コロンは幸い白血球の下がり方が早いようなので、やっと退院が近付いている気がします。
一緒に手術をしたワンちゃん3匹中、コロン以外の2匹が無事に退院することができました。
コロンもこの調子で無事退院できるように頑張ろう…!
・・・と、
今のところ改善傾向なのに、冒頭で記述しているように6週間も入院することになったのはなぜかというと、この時全くのノーマークだった【炎症の値CRP】が、どんどん上がって下がらないという事態が起きてしまうのです。
この【CRP】には本当に苦戦させられました。