僧帽弁閉鎖不全症の手術後に6週間入院したコロンの術後闘病記録です。
同じ手術をしたワンちゃんの中でも長い方で、回復に時間がかかりました。
回復までの様子や入院中の血液検査の数値など、コロンの記録が同じ手術をしたワンちゃんや、手術を迷っている飼い主さんの参考になれば嬉しいです。
まだ入院中
11月25日
白血球が減少するのが早いタイプだとわかったコロン。
このまま退院できる数値に安定するといいなと思います。
今日は手術の日なので、いつもお世話をしてくださっている看護師さんがコロンの様子を教えてくださって、入院中の食事など詳しい様子を聞くことができました。
▼ひとつ前のお話
犬の僧帽弁閉鎖不全症手術体験記録
【術後14日目】
血液検査の結果
【白血球】は昨日の36%から、今日は23%まで下がった◎
【CRP】はついに正常値に!(1以下)◎
【貧血の値】も改善してきて、舌の色が白くなくなってきた◎
どんどん良い方向へ向かっていますね。
良かった~!!✨
そして今回、いつもコロンのお世話をしてくださっている看護師さんとお話しできたことで、昨日まで先生方が「食欲はあって元気」と教えてくださっていたコロンの食事の様子が明らかに!
コロンがいつも食べているのは、病院で用意されている療養食の通称【美味しいごはん】なるもの。
その【美味しいごはん】をコロンはガツガツ食べるようになっているそうです。
看護師さんいわく、美味しいごはんと一緒に、家から持参していたドライフードも食べさせてみてくださっていたようなのですが、そちらは食べず。
ずっと食欲が無くて心配だったので、食べてくれるのは嬉しいけれど…
【美味しいごはん】が美味しすぎて、それしか食べなくなったらどうしよう…
コロンの舌が肥えるのではないかという不安がよぎります。
でももう、生死をさまよっていたような状態なので【生きているだけでいい】と、その辺りの許容範囲がだいぶ拡大してしまっている感があります。
そんな中看護師さんは、「いつか食べてくれるかな…?」と、帰宅する前にコロンのケージに持参のドライフードを毎日入れて帰っていたそうです。
その甲斐あって、昨日まで【美味しいごはん】しか食べなかったコロンが、今朝ついに、初めて持参のフードを食べていたそう✨
初めて空っぽのお皿を見られて感動しました。
凄い!✨
数値が回復してきただけあって、ちゃんとおなかが空き始めたことがわかります。
更に、それまでコロンは
「ふんふん…」という声しか出していなかったそうなのですが、「ワンワン!」と吠えるようになったそうです。
一体何を主張しているのだろうか…。
それは…
うるさくて申し訳ないです…💦
いえいえ!
元気な声が出てきて嬉しいです。
と優しい看護師さん。
コロンは病院の人達にも尻尾を振って寄っていくようになったそうで、看護師さんに甘えて顔をグイグイ擦り付けたりしているらしい。
寂しくなってきたのもあるかもしれないけれど、人懐っこいコロンちゃんが見られて嬉しいです。
確かに昨日送っていただいた動画でも、コロンはしっかり看護師さんに甘えていたので、大事にかかわってくださっているのが分かって、とても安心しました。
初めて持参のフードを食べたものの、まだ看護師さん達が見ているところでは食べないらしいです。
どういう気持ち…?
家から持参していたおやつのボーロやチュールなどは、とても喜んで食べるそうなので、看護師さんは
絶対に食欲はあるはずです。
とおっしゃっていました。
そして本日、無事に【抜糸】も終えたそう。
そうか…、抜糸。
もう抜糸ができるのか…。
そんなに時間が経っているんだな…。
心臓の手術から14日が経過。
順調に回復すれば2週間で退院予定だったので、本当なら今日退院できたかもしれなかったんだな…と思いました。
同じ日に手術をして、コロンよりも先に退院した2匹のワンちゃん達は、今お家で【絶対安静生活】を送っている様子。
回復するにつれて食欲も元気も出てくるので、ワンちゃんに【絶対安静】ってなかなか難しいことだな…と思いました。
入院が長引くのは不安だけれど、コロンは病院が遠いし、何かあってもすぐに行ける距離ではないので、術後の【絶対安静期間】に一番安全な場所で過ごすことができて良かったのかもしれないな…と思いました。
一人で入院させているのは心苦しいけれど…、元気になる為!✨
白血球数が正常値になったら、抗生剤を内服に変えるので、そこからどうなるかで退院の時期が決まると言われました。
まとめ
術後14日。
白血球の数値は順調に下がり続けています◎
入院してからずっと食べていなかった持参のドライフードを、この日ついに食べたコロン。
食べるか食べないか分からないけど、看護師さんは毎日夜の間フードを置いて帰っていたそう。
昨日までは食べたことが無かったけれど、今朝見るとキレイに食べていたらしい。
「ふんふん」と鳴いていたのが、「ワンワン」と元気に鳴くようになって、数値も見た目も元気な頃に近付いてきた気がします。
入院して1週間程経った頃に、看護師さんから「コロンちゃんは大人しい子ですね」と言われたことがありました。
コロンは好奇心旺盛な性格で、人が好きです。
誰にでもグイグイ絡んでいくタイプなので、それができないくらい体調が悪いということだろうか…?と心配になったけれど、元気な頃の様子に近付いてきたようでホッとしました。
今日は、いつも食事などのお世話を直接してくださっている看護師さんとお話しできて、コロンの様子が目に浮かぶくらい詳しく教えてもらえて嬉しかったです。