僧帽弁閉鎖不全症の手術後に6週間入院したコロンの術後闘病記録です。
同じ手術をしたワンちゃんの中でも長い方で、回復に時間がかかりました。
回復までの様子や入院中の血液検査の数値など、コロンの記録が同じ手術をしたワンちゃんや、手術を迷っている飼い主さんの参考になれば嬉しいです。
まだ入院中
11月27日
昨日はついに先生から【退院】の時期についてお話がありました。
「早ければ明日・明後日には退院できるかもしれません。」と言われ、病院から連絡がくるのではないか…と待ち遠しくなりました。
ソワソワ…♡
・・・が、
期待通りにいかないのがコロンの入院生活なのでした。
▼ひとつ前のお話
犬の僧帽弁閉鎖不全症手術闘病記録
【術後16日目】
今日の血液検査の結果
【白血球】は昨日の19%から18%に減少◎
【貧血】は32.6%で問題なし。
【血小板】は294で正常値。
【CRP】が7~7.8。
全体的には問題ないそうですが、【CRP】が7.8まで上がってしまっています。
CRP!?
抗生剤を点滴から内服薬に変えて、【白血球】が順調に下がり続けることを目標にしていたのに、また新たな問題点【CRP】。
ヤメテクレ~!
炎症の値【CRP】は一昨日にやっと正常値(1以下)になって、昨日は1.01に上がったものの、0.01なので気にならないと言われていました。
それが今日は7.8!
気になりますこれは。
不安…。
ただ、これは原因がしっかり分かっているそうで、対処中なのだそう。
CRPが上がったのはなぜ?
やっと正常値まで下がっていたCRPが急に上がった理由は、血管の炎症のせいでした。
昨日、コロンは血管の点滴の管のところが炎症を起こしてしまって、腕が腫れてしまったらしい。
点滴を続けると、血管が炎症を起こしたりもするんですね…
痛々しい…💦
コロンは皮膚が弱いので、そういう炎症が起きやすいのだろうと思います。
昨日のCRPの数値は1.01で、白血球の数値も上がっていなかったので、点滴を抜いて飲み薬に変えたそうです。
【CRP】の数値にはタイムラグがあり、最大2日くらい遅れて反応して数値に現れます。
コロンの場合は、昨日血管の炎症で腕が腫れた時点では数値がすぐには上がらず、時間差で今朝CRPの数値が上がったのではないかと言われました。
なので、今日のこの数値はその影響である可能性が高いけれど、本当にそうかは分からないので、CRPの数値が大丈夫かどうかを確認する時間をもう少し取ることになりました。
もし感染症の心配があるような【ばい菌感染】の炎症であれば、白血球の数値がもっと上がるはずで、コロンは白血球の数値は変わりないので基本的には大丈夫だろうと言ってもらえました。
家が遠いということがあるので、慎重に経過を観察して、CRPが大丈夫!となったら退院になるそうです。
こういう1つの数値の変化も、慎重に経過を診ていきます。
これまでコロンは何度もそういう数値の変化があり、そのたびに先生方が薬を変えながら対応してくださってきました。
少しの油断が命取りになるからです。
元気になる為に必要な経過観察。
仕方ありません。
経過を診るのは数日かかるのもわかるので、
今日・明日で退院はムリか…
最終的な退院の判断は、執刀医さんがされるので、執刀医さんの休暇によっても、退院できる日が変わってくるそうです。
執刀医さんに「大丈夫!」と言ってもらって元気に退院したい!
あと少し、頑張ろう…!