術後10日目【意思表示】僧帽弁閉鎖不全症コロンの手術闘病日記

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11月21日

術後に体調が安定しないコロンを置いて帰ることができず、今日までズルズルと滞在期間を延長してきたけれど、ついに帰らなければならない日が来ました。

11日間滞在したホテルをチェックアウト。
面会に行って、そのまま帰宅する予定です。

目次

犬僧帽弁閉鎖不全症手術闘病記録
【術後10日目】

今日まで、面会に来るたびに新たな問題が浮上するので、毎回ハラハラドキドキしています。
コロンもずっと元気が無さそうに見えました…💦

もし、今日も調子が悪そうだったり、新たな問題点が見つかったら、凄く帰りづらいな…と、更にハラハラしました。

そしてついに面会の時間が来ました。
コロン登場🐶

術後10日目のコロン

尻尾を振っている!!✨

血尿が止まらなくてカテーテルを入れてから、ずっと尻尾が垂れてしょぼんとしていました。
尻尾が上がっているコロンを久しぶりに見ました✨

「今日が一番元気そうに見えます😊」
と看護師さん。

わぁ・・・✨
嬉しい・・・

明日からは、何かあってもすぐに駆け付けられないので、とても心配だったけれど、
「大丈夫だよ、コロン元気になるよ!」
って言ってくれているように見えました。
手術前日にコロンと一緒にここへ来て、今日までいろいろあったけれど、初めて病院でボロボロ涙が出ました。

明日から会いに来られなくなることが辛かったです。

急に元気になったように見えて驚いていると、
コロンは血尿がやっと止まって、カテーテルを抜くことができたそうです。

血尿がやっと止まった!!
良かった!!✨

昨日までは、ずっと座り込んで動かず、そのうちプルプルと震え始めるので、すぐに膝に乗せていました。

お尻の違和感から解放されて、診察室の中をウロウロ クンクン。
好奇心旺盛なコロンらしさが久しぶりに見られた気がしました。

犬 僧帽弁閉鎖不全症 術後
診察室の小物に興味津々のコロン

血液検査の結果【術後10日目】

食欲・元気さなどは変わりない様子○

貧血は踏みとどまってくれている○
そして、血小板が幸い上がり始めたらしい!!
56,000から98,000まで上がっているそうで、これは良い上がり方なのだそう◎

良かった…!!

久しぶりに、回復項目が多いような気がして嬉しい…。

ただ、やはり白血球が上がり続けているらしい△

どこまで上がり続けるんだ白血球…💦

その為、どこかに感染があるのではないか…?と探してくださっているそう。
でも明らかな場所の特定ができず、はっきりと見つからないので、なかなか判断が難しい様子。

依然として、【感染】というのは常に意識しておかなければならない検査数値だそうです。

専門医さん

薬を追加しながら経過を診ています。
血小板の数値など、良くなってきたところもあるけれど、白血球の上昇が止まらないところが…気になります。


一番注意すべき感染は【心内膜炎】。
「心臓に感染してしまうと、全てが台無しになってしまう」と、執刀医さんがおっしゃっていた感染症です。
心内膜炎の可能性があると、弁の形が変化してくるそうです。
その為、定期的に弁の状態を確認していく必要があるとおっしゃっていました。

専門医さん

白血球の数値が、不気味なんですよね…
なぜかここだけが上がり続けている…

こういうことは、あまり無いことなんですか?

専門医さん

いや…時々あります。
あるんですが…、ちょっと上がり方としては強いんですよね…。

感染に対して、広く強く効果が期待できるお薬を使っているそうなので、それで治まってくれれば良いのですが…。
治まるか、それとも上がっていくのか…。
また様子見です。

更に心臓に感染が確認されると、かなり治療が長くなる可能性があるそうです。
そして最悪の場合は、命に関わる場合もあるそう。

幸いコロンは、食欲・元気があるので少し安心できるものの、油断はできない状態に変わりは無い様子です。

専門医さん

血液検査の結果に合わせて、いろいろと薬を試していっているところです。

昨日、ガツンと抑え込む抗生剤に変えたと言われていたので、効果を期待したいところだけれど、昨日の今日ではすぐに効果が出るようなものではないそうです。
数日単位で様子を診ていくことになります。
なので、今日は様子見。

明日からは面会に来られないことを伝えて、電話で状態を確認させていただくことは可能か聞いてみると、

専門医さん

午後であれば、検査結果が揃っていると思います。
12時頃はバタバタとしているので、13時以降くらいならいつでも大丈夫ですよ。

と、快くOKしてくださいました。

ありがたいです✨

明日からは、電話で確認です。

いつも通り、1時間の面会。
お膝の上でゆっくり眠りました😪

犬 僧帽弁閉鎖不全症 術後

1時間後、
看護師さんがお迎えに来て、コロンの様子を教えてくださいました。

検査や主な治療は、執刀医さんや専門医さんが中心となって行い、治療の経過を教えてくださいますが、入院中のコロンの様子を見てくださっているのは看護師さんです。
毎回面会の時に、看護師さんからはコロンの普段の様子をいろいろ教えてもらえてホッとしていました。

この日は看護師さんに
「コロンちゃんって、ん”~~~ッって鳴くんですね😊」
と言われました。

コロンは何か伝えたいことがある時に、
「ん”~~~ッ」みたいな「む”~~~ッ」みたいな、なんとも文字で表しにくい独特な鳴き方をします。

口を閉じたまま鳴くので、看護師さんは最初、
『え??何の音!?💭』
とびっくりしたそうです。

私が毎日同じくらいの時間帯に面会に行っていたので、面会の時間が近付くと、
「ん”~~~ッ!」と言って、看護師さんに「面会のお部屋に行こう!」と自己主張をするようになったのだそう。

コロンらしい…😊

そうか…
面会、楽しみにしてくれていたんだな…。

もう明日から来られなくなるのが、心苦しいったらないです…。

そんなコロンを置いて帰路へ。

コロンと一緒に来た道を、一人で帰ります。

元気になったコロンを連れて帰りたいな…

病院で一人頑張っているコロンの姿を想像すると、涙が溢れました。
高速を運転中なのに、涙で視界がぼやけて、
わ!!危ない危ない!事故する!と、我に返る。
それを何度も繰り返しながら帰りました。

13時半頃に病院を出たのに、帰宅した時には19時前で、辺りは真っ暗。
改めて、すぐに行ける場所ではないんだな…と思いました。

【術後10日目】まとめ

白血球の上昇が続いているのが心配だけれど、今までの面会の中で一番元気そうな姿を見せてくれたコロン。

看護師さんを
「面会のお部屋に行こう♪」
と誘って、毎日の面会を楽しみにしてくれていたことを知りました。

専門医さんだけでなく、看護師さんからは何気ない日常の様子を聞くことができるので、面会のたびにお話しができて嬉しかったです。

11日間のホテル生活は終了。
私は地元に帰って、明日からは面会に行けないので、電話で治療の様子を確認することになります。

そしてここからが、とても長く感じました。

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