術後43・44日目【CRPが上がる】犬の僧帽弁閉鎖不全症コロンの手術体験記

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僧帽弁閉鎖不全症 コロン 闘病日記 すぺしゃるワンLife

僧帽弁閉鎖不全症の手術後に6週間入院したコロンの術後体験記録。
同じ手術をしたワンちゃんの中でも回復に時間がかかったので、回復までの様子や入院中の血液検査の数値などをまとめています。

ママさん

コロンの記録が同じ手術をしたワンちゃんや、手術を迷っている飼い主さんの参考になれば嬉しいです。

【僧帽弁閉鎖不全症手術後の経過】
手術前日(11/10)~術後21日(12/2)…1回目の入院
術後22日(12/3)~29日目(12/10)…退院中
術後30日(12/11)~55日目(1/4)…2回目の入院 👈今ココ

再入院中

12月24日

昨日の検査結果では、CRPが8.4から5.0まで下がりました。

このまま順調に下がってほしいのですが、そうはいかないのがコロン。

この日退院の話が出始める中、この後CRPが爆上がりしてしまいます。

ひとつ前のお話

目次

犬の僧帽弁閉鎖不全症手術体験記録
【術後43日目】

12月24日
【退院してみますか?】

術後43日目。

順調にいけば昨日退院予定だったので、お友達の飼い主さん達からは

「クリスマスは一緒に過ごせるね😊」
なんて言ってもらっていたのに、クリスマスも入院中のコロンです🎄

今日は執刀医さんとお話しができました。

執刀医さんが教えてくださった本日のコロンの様子は、

とても元気。

食欲もあり本当に元気。
なんなら今までで1番元気なくらい元気。

らしいです。

それは…
調子が良くなってきたのかな…✨

と期待したけれど…

執刀医さん

元気なのですが…、
CRPが下がりません。

なんでかな?

昨日5.0まで下がったけれど、今日は6.1。

抗生剤を再開して様子を見ていたけれど、CRPの下がりが悪いのだそう。

ステロイドを使えば下がるのかもしれないのだけれど、免疫力を下げるという副作用があります。

皮膚の弱いコロンに使うと感染症を起こすリスクがあるため、執刀医さんはこれまで使わずに治療をしてくださっていました。

執刀医さん

感染症が怖いです!

免疫系の異常で、何かがグズグズしているような感じもするそうです。

それでも以前のように「食欲がない」とか「具合が悪そう」ということはなく、食欲もあり元気なので、今の状況だと抗生剤だけ続けていきながら、一度退院しても大丈夫かな…と思うのですが、どうされますか?

と、ここで思いがけず2回目の退院の提案がありました。

入院にはお金がかかることなので、執刀医さんは「かかりつけの病院で診れないこともないかな…?」という状態になった時にこうやって声をかけてくださいました。

執刀医さん

かかりつけの病院でCRPの変動を見ていきながら、ゆっくり様子を見ていったのでも良いかな…

ということでした。

退院…
…しても大丈夫なのかな…。

執刀医さんから「退院」という言葉が出て、コロンが退院できることは嬉しかったのですが、少し不安も…。

執刀医さんも原因がよくわからない感じなので、僧帽弁閉鎖不全症の術後経過を診たことがないかかりつけの病院の先生は、さぞかしハラハラされるだろうな…と思いました。

コロンの闘病中も、ずっと連携を取りながら診てくださったかかりつけの病院の先生。
コロンの手術にも立ち会ってくださいました。

退院してもしっかり連携を取りながら診てくださるだろうと、そこは安心しているのですが、手術をした病院までは6時間かかるので、一度自宅に帰ってしまうと何かあった時にすぐ通院できないことが不安でした。

どこかが悪くてCRPが上がっているわけではないのでしょうか…?

と一応確認。

すると、

「糸に反応している感じもある…」

とのこと。

手術で縫ったところが、腫れたり引っ込んだりを繰り返しているので、それが原因の可能性もあるのだそう。

手術の糸は溶けてなくなるのですが、だいたい1ヶ月くらいかかります。

糸が完全になくなるまでは、こうやってグズグズとCRPが下がり切らないという可能性もあるそうです。

もし糸が原因で、内臓などではなく皮膚など表面的なことが原因であれば少し安心だな…と思いました。

執刀医さんも、今のところ心臓の中まで感染が広がっているようなことはないと言われていました。

とはいえ、
皮膚からの感染が心臓までいってしまうことも懸念して慎重に治療をしてくださっているので、皮膚の状態もあなどれないんですよね。

お金のことも心配だけど、
回復できないことの方が心配だ…

術後1ヶ月以上が経っているのに、一度安定していた数値がこんなに時間が経ってまた上がることはあまり無いことらしく、先生達も

「なんでかな〜…」

と謎のようでした。

コロンは肌が弱いけれど、肌の調子が悪いくらいではこんなにCRPが上がることはないのだそう。

コロンは元気そうなので、そこまで全身状態に影響を及ぼすことはないレベルの炎症である可能性はあるものの、

執刀医さんにとっては

【あまり起きないことが起きている】

ということが不気味で、今後更に予期せぬことが起こる可能性を否定できずにいる感じでした。

そこで執刀医さんに、

早く退院させてあげたい気持ちはあるけれど、退院してまた体調が悪くなっても心配だし、もうすぐ年末でもあるので、退院の判断も執刀医さんにお任せするのが安心だと思ってる。
と伝えました。

かかりつけの病院は、年末年始休業だからな…

闘病中、何度も病院の診察時間外に肺水腫を起こしたコロン。
夜間救急病院も時間外で、何もできずに不安な夜を過ごした日々がトラウマな私。

やはり何かあった時が心配です。

不安な夜を過ごしたお話。

執刀医さんも「急変する心配はない」「大丈夫」とは言い切れない様子。

執刀医さん

安心して退院ということなら、もう少しだけお預かりさせていただいて、これからCRPが更に上がるようなことがなければ退院するようにしましょう。

よろしくお願いします!

コロン入院継続決定です。

これからCRPが上がることがなければ、退院できる方向で話が進みました。

12月25日
【もう少しお預かりさせてください】

術後44日目。

この日は仕事の都合で、病院へは連絡しない予定でした。

※13時〜18時までの間が病院の連絡可能な時間だったので、その時間内に連絡できない日は連絡していませんでした。

ところがこの日、
病院から連絡がありました。

私は仕事中で電話に出られず、母が連絡を受けました。

病院から連絡があるのは
「退院できるようになった時」か「何かあった時」

今回は後者です。

昨日の話では、CRPは6.1で下がりが悪いものの、コロン自身は元気なので、このまま上がることがなければ退院して地元の病院で様子を診ていきましょう。

という、退院する方向で話が進んでいました。

なのに今日、
コロンはCRPが11まで上がってしまったそうです。

そんな…

昨日、
「退院してみようか」って話をしていたくらいだったのに、このタイミングで過去イチの高CRP記録を叩き出したコロン。

コロンの様子が急変したのかと心配になりましたが、体調はそれまでの様子と大きく変わることはなく、食欲もあるのだそう。

それは少し安心…

それでも、この数値ではとてもじゃないけど退院はさせられないと、執刀医さんが連絡をくださったようです。

執刀医さん

もう少し預からせてほしいです。
原因不明で入院がだいぶ長引いてしまっているので、入院費もできるだけ安くできるよう考えますので…

と言ってくださったそうです。

母はコロンの2回目の入院から半ば諦め気味で、
「もうこれ以上良くならないんじゃないか…」
「諦めて退院させた方が良いんじゃないか…」
と、長引く入院に消極的になっていましたが、今回執刀医さんと直接お話しできて、

「先生にお任せしよう。」

と思ったようでした。

良かった…
執刀医さんに感謝…✨

…にしても、
コロンちゃん…

3日前にCRPが8まで上がった時も心が折れたけれど、今回更に13にまで上がってしまって、
「コロンが退院できる日は来るのかな…」
と落ち込みました。

同じ日に手術をしたワンちゃん達は、とっくに退院できてお家で生活しているのに…。

今までの様子を見て、コロンはCRPが少しずつしか下がらないことはわかっていたので、気が遠くなりました。

離れた場所で心配することしかできなくて、自分がすごく無力に感じました。

不安だけれど、コロンはずっと一人で頑張っている。
先生達も最善を尽くしてくださっている。

コロンが安心して退院できる日を信じて、
今できることは。コロンの治療費を稼ぐことだ〜!!🔥

と、もしかしたら退院後も治療が続く可能性を感じていました。

コロンは完全に元気にならない状態で退院することになるかもしれないな…。
退院後もかかりつけの病院へ通うことになるかもしれない。

それでもコロンが生きて帰ってきてくれれば十分。

今、稼いでおかねば!!🔥

と思って、必死で働くのでした。

僧帽弁閉鎖不全症 コロン 闘病日記 すぺしゃるワンLife

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