手術まで2ヶ月【4回目の肺水腫】僧帽弁閉鎖不全症コロンの闘病日記

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2021年9月。

11月11日に予定している心臓手術まで2ヶ月になりました。

できるだけ病状を悪化させずに手術の日を迎えられるように、手術の日に標準を合わせた闘病生活が継続中。

専門病院で薬の配分を調節してもらってから、体調が安定した日々が続いていました。

そんな中、この月にコロンは4回目の肺水腫を起こしました。

前回までのお話しはこちらの記事です。

コロン

今回は、手術を2ヶ月後に控えた9月の検診の様子や、4回目の肺水腫を起こした原因、自宅で行った応急処置体験などをまとめました。

目次

9月の定期検診

犬 僧帽弁閉鎖不全症 コロン

9月21日(当時コロナ禍で、病院で濃厚接触者が出た為に検診の日程が少し延びました。)

専門病院を受診してから2ヶ月が経過。

9月の検診結果

エコー・レントゲン・心電図・血液検査・腎数値、全て【問題なし】

ごはんの時間になると自分から
「ごはんちょうだい!」
と催促するほど食欲は旺盛。

専門医さんから
「ガンガン走ったりしなければ、お散歩は普通にして大丈夫。」
と言っていただいて、大好きなお散歩に行っていたけれど、途中でハァハァ…疲れやすくなっていました。
夏だったので、暑さでハァハァ言っているのか、心臓に負担がかかっているのか分かりづらく、念の為に散歩を途中で断念することが増えました。

犬 僧帽弁閉鎖不全症 咳
散歩中に咳こむ

「カッカッ…」
と、吐きそうなのかな?と思うような、えずくような咳が出ていました。

心臓に負担をかけないお散歩

もし心臓の手術が成功しなければ、今しか散歩に連れて行ってあげられないかもしれないと思い、大好きなお散歩にはできるだけ連れて行ってあげたいと思っていました。

心臓に負担をかけずに休憩をしながら散歩ができる方法を探して、この時期に【ペットカート】を購入。
このペットカートは、術後に安静にする期間が長引き散歩ができなかった時期にも、乗せて気分転換させてあげることができて、購入しておいて良かったと思いました。

\\とても役に立ったペットカート//

9月も定期検診は【問題なし】で、一安心。
このまま手術まで安定して過ごせるといいな…

と、思っていたら

なんとこの9月の検診を受けた日の夜に、急に呼吸が早くなりました。

今日病院で【問題なし!】と言ってもらったところなのに…!

肺水腫の前兆

9月21日、月に1度の定期検診を行った日の夜でした。

深夜だったのでコロンは寝ていたのですが、横で一緒に寝ていて呼吸が早いことに気が付きました。

毎日、コロンが寝ていると思ったら呼吸数を測り続けていたおかげで、コロンの呼吸がいつもより早いことにすぐ気付くことができました。

犬 僧帽弁閉鎖不全症 コロン 闘病記録

呼吸数は40回/分。
肺水腫を起こしている可能性がある回数です。

びっくりして、3ヶ月ぶりに酸素濃縮器を起動させて、熟睡中のコロンに酸素を吸わせました。

しばらく様子をみたところ、朝には呼吸が安定しました。

犬 僧帽弁閉鎖不全症 肺水腫

このように、呼吸が早いままコロンはぐっすり寝ていました。
(※コロンは皮膚が弱くて、痒がって就寝中に眼球を引っ掻いてしまったことがある為、皮膚の調子が悪い時はエリザベスカラーを付けて寝ています。)

朝には呼吸が安定し、食欲もあったので、一応病院に連絡をして、経過を見ることになりました。

今思うと、これは4回目の肺水腫を起こす前兆でした。

4回目の肺水腫

9月28日
検診の夜に呼吸が早くなってから8日後、コロンは夜間に肺水腫を起こしました。

この時も深夜で、横で一緒に寝ていてコロンの呼吸が早いことに気が付きました。

呼吸数は60回/分。

サーッ…

びっくりして2回測りましたが同じでした。

肺水腫を起こしても、今までは40回/分くらいだったので、ただならぬ数字に驚きました。

病院が開いていない時間だった為、自宅で利尿薬を飲ませて、酸素を吸わせて応急処置をしました。

コロン

いつも飲んでいた利尿薬を、1袋飲んだよ。

※事前に【もしもの時に飲ませる利尿薬の量】を主治医さんに確認していました。

その時の応急処置の様子はこちらの記事にまとめています。

8日前に呼吸が早くなったのは【前兆】だったのだと思いました。

肺水腫の原因は?

コロンと飼い主 すぺしゃるワンライフ


応急処置の結果、朝には呼吸が安定して食欲も戻ったのですが、念の為にすぐ通院しました。

コロン

コロンは肺水腫を起こした状態の時は、ごはんを全く食べなくなります。

レントゲン検査の結果、肺水腫は起こしておらず、肺の水は無事に抜けていました。

すると先生が、

「そうか~…(>_<)肺水腫を起こしちゃったか~…、【検査】が良くないのかな~…」
と、何やら思い当たる節があった様子。

【検査】が良くない?

そして、

主治医さん

月1回の【エコー検査】と【心電図の検査】、次回からお母さん(私)も一緒に付き添いをお願いしてもかまいませんか?

とおっしゃいました。

この主治医さんの判断は、翌月コロンに付き添って【検査】を行った時に納得しました。

コロンは【検診】で横向きに寝かせてエコーや心電図を取る時に、起き上がろうとイキの良いエビ🦐のように抵抗しており、それによって心拍が上がって心臓に負担がかかった結果、時間差で肺水腫を起こしてしまったのではないか?
と先生は考えられていました。

私が横に付いてコロンを落ち着かせることで、安心して検査ができるだろうと、主治医さんが配慮をしてくださったのでした。

手術に向けて心臓の状態を把握する為の検査が、心拍を上げて肺水腫の原因になってしまうというまさかの事態でした。

主治医さんのご配慮のおかげで、次の検診は落ち着いて臨むことができたのでした。

まとめ

今回は、手術2ヶ月前のコロンの体調や、肺水腫を起こした時の様子をまとめました。

専門病院を受診して2ヶ月間ずっと体調が良かったのに、ついに4回目の肺水腫を起こしてしまいました。

専門医さんに
「呼吸の状態に気を付けるように」
と言われ、こまめに呼吸数を測っていたおかげで、呼吸が早くなった時に異変に素早く気付けた気がします。

犬 僧帽弁閉鎖不全症 呼吸数

肺水腫の応急処置は早期発見が大切なので、普段から呼吸数に気を付けておくことが大切だと身をもって経験した出来事でした。

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