術後23日~29日目【退院中】犬の僧帽弁閉鎖不全症コロンの闘病日記

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僧帽弁閉鎖不全症の手術後に6週間入院したコロンの術後闘病記録です。
同じ手術をしたワンちゃんの中でも長い方で、回復に時間がかかりました。
回復までの様子や入院中の血液検査の数値など、コロンの記録が同じ手術をしたワンちゃんや、手術を迷っている飼い主さんの参考になれば嬉しいです。

一時退院中

12月4日~12月10日

手術の後3週間入院して、やっと退院できたコロン。
12月11日に予定している【退院後1週間検診 兼 術後1ヶ月検診】を前に、自宅で絶対安静生活中です。

退院した初日の晩はごはんを完食できたのに、それ以降はなぜかまた食欲不振が続いていました。

そして、退院後1週間の検診でコロンは【再入院】することになります。

今回は、術後3週間で一度退院したコロンが、9日後にまた再入院するまでの自宅での様子をまとめました。

ひとつ前のお話

目次

犬の僧帽弁閉鎖不全症手術闘病記録
【術後23日~29日目】

この手術の説明を受けた時に、

執刀医さん

術後1ヶ月を過ぎる頃には、見違えるように元気になりますよ。

と言われていました。

確かにそうでした、
コロン以外のワンちゃん達は…💧

同じ日に手術をしたワンちゃん達2匹も、術後3ヶ月は油断できないことは変わりないので、コロンと同じく投薬は続いていて、数値的には気になる点がありはするものの、まさにその通り元気そうに見えました。

術後1ヶ月を1週間後に控えたコロンは、食欲不振で【元気】には見えない状態でした。

相変わらずよく寝ているし、小刻みにプルプル震えている時もあります。

犬 僧帽弁閉鎖不全症 手術 体験談 コロン
動かないコロン

どうしてだろう…。

それでも、手術前は一日中寝ていたコロンが、時々起きて歩く姿が見られるようになったので、そこは希望が持てました。

犬 僧帽弁閉鎖不全症 手術 体験談 コロン
ウロウロするコロン

たくさん食べて体力が戻ればもっと元気になるのかな…。

食べてほしいな…。

でも、食べない…💦

この頃コロンが食べていた物は、
・サツマイモ
・豆腐
・牛肉
・白米
・ボーロ(おやつ)

豆腐は【にがり】に含まれる塩分が気になって、1日に少量しか与えていませんでしたが、食べてくれるなら何でも与えたい気持ちでした。

他にも、ドッグフードをふやかしてみたけれど食べす。
やぎミルクパウダーを振りかけてみると、良い香りがしてペロペロ舐めてくれたのですが、肌が赤くなりアレルギー反応が出てしまいました。

術前に食欲不振になった時も苦労したけれど、コロンは食べ物アレルギーがあるので、食べさせられるものに限りがあって困りました。

ママさん

食べられるものを探すのが大変でした💦

食欲不振が続きますが、1週間後にまた【退院後1週間検診】で通院する予定だったので、気になることがあればその時に聞いてみようと思うと安心しました。

専門医さん

何かあれば連絡してくださいね。

と先生は言ってくださったものの、何か起きた時にすぐに駆け込める距離ではないので、

ママさん

聞いておきたいことをまとめておこう…!

と思いました。

ずっと続けていた【皮膚の治療】がストップしていたので、皮膚の状態が悪く、ずっと痒がっているのが気になっていました。
・皮膚の治療はいつ頃から再開できるのか。
・シャンプーはいつ頃からOKか。
(元気であれば薬用シャンプーで週1回洗うことを病院から推奨されているコロン)
・2ヶ月検診以降は地元の病院への通院でも大丈夫か?

など、1週間後の検診で聞いてみようと思いました。

退院後から食欲不振が続いていることも伝えて、何か薬を増やしたり、思い当たる治療法などはないか聞いてみよう…。

そんなことを考えながら過ごし、手を変え品を変え、なんとか体重を増やせるようにごはんを食べさせました。

退院から5日が経ち、コロンの体重は、退院直後の5.1㎏から5.3㎏に増えました。

胃が小さくなっているだろうから、一気には体重は増えないだろうし、こうやって少しずつ増えていくといいな…と思いました。

食欲が落ち始める

一日中よく寝るけれど、これは他の術後のワンちゃん達も「退院後は弱って見えた」「あまり動かなかった」と聞いていたので、退院後はこうやって体力を回復させる時期なのかな…と思いました。

犬 僧帽弁閉鎖不全症 手術 体験談 コロン

そんな中、退院から6日経った12月8日。

1週間検診まであと3日だけれど、この日はいつにも増して食欲が落ちたように感じました。

食事の時間になっても全くごはんを欲しがらず、食べさせても残してしまいます。

血液の数値は問題なくなったので退院したけれど、どこか具合が悪いのだろうか…

術後に散々【急変】を経験してきて、慎重に慎重を重ねた治療を見てきた私は、少しの変化も見逃してはいけないような気がしました。

心配になって、まずはすぐに通院できるかかりつけの病院に連絡をしてみました。

「全く食べないのでは無いのであれば、様子をみても大丈夫。」と、余裕のある回答。

かかりつけの病院は、手術をした病院と連携を取ってくださっていて、コロンの術後の様子も共有してきました。

この日はいつも食べていた【手作りごはん】を食べなかったものの、白米に黄身(1/3個)を混ぜたごはんを喜んで食べました。

いつも食べている量に比べると少量ですが、確かに全く食べないわけではないので、気にしすぎなのかな…。

コロンが退院してから、【食べさせなきゃ!】という使命感に駆られ、食事に神経質になりすぎていたような気がします。

コロンもプレッシャーだったのかもしれないな…

お互いに【食事】がストレスになっていたかもしれない。
そう思って気分転換に散歩へ。

犬 僧帽弁閉鎖不全症 手術 体験談 コロン
久しぶりのお外にわくわく♪

まだ絶対安静中で、外を歩いて散歩をするのは控えることになっているので、ペットカートで近所を1周しました。

手術前に散歩の負担を軽減する為に購入していた【ペットカート】が役に立ちました。

散歩の負担を軽減する為にペットカートを購入した術前のお話

手術前は、体力が落ちてだんだん歩ける距離が短くなっていて、歩くのが大好きだったコロンが乗ったペットカートを押しながら、複雑な気持ちでした。

手術が成功して、術後のコロンを乗せてお散歩できる日が来たことが、とても嬉しかったです。

犬 僧帽弁閉鎖不全症 手術 体験談 コロン

元気になったらまたたくさん歩こうね!

なんて思っていたら…

嘔吐

12月9日。

ムリなく、焦らず、食事量を増やしていこう。

そう思った矢先、朝からコロン嘔吐。

黄色い胃液みたいなものを吐きました。

コロンは普段あまり吐くことがないので、やっぱりどこか調子が悪いのかな…と不安になりました。

吐いた物の中に固形物は確認できなかったけれど、薬を飲んでいるので、吐いてしまうとちゃんと吸収されないのでは…!?と、それも心配でした。

こういう時に限って、かかりつけの病院は休診日💦
すぐに手術をした病院に連絡をしました。

今朝吐いたことと、退院後から今日までの間に徐々に食欲不振が進行していることを伝えると、

「ぐったりする事が無くて、吐き続けたりせずごはんも食べるようなら様子見で大丈夫」とのこと。

かかりつけの病院の先生も、食欲不振だと伝えたら「様子見で大丈夫」と言っていたし、意外と様子見で大丈夫なものなんだな…。
食欲がなくて、どこか悪いのかな?と思ったけれど、心配しすぎかな…。

ちょうど2日後に、手術をした病院で【退院後1週間検診】の予定なので、それもあっての「様子見」だと思います。

この後ぐったりすることはなく、ごはんも少量ですが食べてくれました。

手術前にも同じように食欲不振になったことがあって、その時は時間が経つと自然に食べるようになったので、今回もそうだといいなと思いました。

犬 僧帽弁閉鎖不全症 手術 体験談 コロン
プルプル震えるコロン

後に、この時のコロンは、感染症予防の為に飲んでいた【抗生剤】の副作用で胃腸の機能が落ちて食欲不振を引き起こしていた可能性があることがわかりました。

ふりだしに戻る

12月10日。

いよいよ明日は【退院後1週間検診】です。

昨日と今朝、食欲が激減で、少しは食べてくれたけれど、残食。

退院後に徐々に増えて5.3㎏になっていた体重は、この2日でまた5.0㎏に戻ってしまいました。

ママさん

なんで食べないのかな…💦

でも明日はやっと手術をした病院で検診なので、何か改善策が見つかるはずだと思うと、少し安心しました。

まとめ

今回は、僧帽弁閉鎖不全症の手術の後で退院してから【退院後1週間検診】で再入院するまでのコロンの体験談をまとめました。

退院初日はごはんを完食できたのに、それから徐々に食欲が落ちていきました。

術前に比べると、起き上がって動く時間が増えたような気がするのですが、食欲が戻らないということは本調子ではないのだろうと思いました。

術後2ヶ月が過ぎるころに、コロンはやっと食欲が回復するのですが、元通りにごはんを欲しがるようになったコロンを見て、体調の悪さは食欲に現れることがよくわかりました。

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