術後31日目【食欲回復】犬の僧帽弁閉鎖不全症コロンの手術体験記

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僧帽弁閉鎖不全症の手術後に6週間入院したコロンの術後の体験記録です。
同じ手術をしたワンちゃんの中でも入院が長い方で、回復に時間がかかりました。
回復までの様子や入院中の血液検査の数値など、コロンの記録が同じ手術をしたワンちゃんや、手術を迷っている飼い主さんの参考になれば嬉しいです。

【僧帽弁閉鎖不全症手術後の経過】
手術前日~術後21日…1回目の入院期間
術後22日~29日目…退院中
術後30日~54日目…2回目の入院期間

再入院中

12月12日

昨日の退院後1週間検診で、血液検査の数値が悪く、再入院することになってしまったコロン。

やっと退院できたばかりだったのでショックでした…

朝から全くごはんを食べず、昨日の時点では【原因不明】。

退院後から食欲不振が続いていた為、食欲を回復させながら、不調の原因を探っていくことになりました。

ひとつ前のお話

目次

犬の僧帽弁閉鎖不全症手術体験記録
【術後31日目】

今日からまた、病院に電話をしてコロンの様子を教えていただきます。

病院の先生達はお忙しいだろうから、申し訳ない気持ち…
でもコロンの様子は気になる…💦

専門医さん

今日は専門医さんがコロンの様子を教えてくださいました。

本日のコロンの様子

朝からペースト状の食事なら食べてくれるようになったそう。

凄い!良かった!
さすが【美味しいごはん】✨

※前回の入院の時に後半コロンがガツガツ食べていたという、病院専用の療養食【通称:美味しいごはん】。

お気に入り

点滴と薬を使って、食欲が少し回復し、嘔吐は無いそう。

昨日全くごはんを食べなかったので、食べてくれたと聞いて安心しました。

血液検査は【CRP】の下がりが悪い為、それに対して薬を変更して対応しているところだそうです。

心臓手術後の不調の原因

昨日、おなかにエコーを当てたりCTを撮ったりして検査をしてくださった結果、コロンの食欲不振の原因は【胃腸炎】が怪しいらしいです。

胃腸炎!

昨日執刀医さんに【別の病気が隠れている可能性】を示唆されて、正直もっと大変な病気を想像していたので、胃腸炎くらいで済んでくれるといいな…と思いました。

点滴と薬で、【貧血】の数値は治まっている様子。

炎症の数値が高いのと、胃腸が動いておらず炎症を起こしている所見が出ているので、そこを中心に治療を進めていくことになりました。

毛が抜ける?

術後1週間くらい経った時から気になっていた、コロンの毛が抜ける問題。

退院してからも、よく抜けるので、ずっと気になっていました。

術後に【毛が抜けやすくなる】ということはありますか?

専門医さん

開心手術をして【毛が抜ける】というのは、典型的な症状ではないですね。

と、専門医さんも思い当たらない様子。

とにかく術後に急に毛が抜けるようになったので、体重が落ちて痩せたことは関係があるのだろうか?と思い、

痩せて栄養不足になって毛が抜けているのでしょうか…?

と聞いてみたけれど、コロンはそこまで栄養不足ではないそう。

術後の入院中は、病院で栄養分を計算して、必要なカロリーを与えているので栄養不足は考えにくい。

※術後2ヶ月が経過した時に、コロンは【甲状腺機能低下症】であることが判明しました。
 毛が抜けていたのは、その前兆であった可能性が大。

僧帽弁閉鎖不全症の術後は痩せる?

術後の入院で、体重が凄く減ったとに驚いて、病院であまり食べていなかったのかな…と思ったのですが、術後に体重が減ることはよくあることだそうです。

術後に痩せる原因その①

僧帽弁閉鎖不全症のワンちゃんは、心臓の中で血液が逆流することによって、それを補うために体の中に水分を貯めておこうとする働きが生じるそうです。

その為、術前は水分が多く、体が浮腫みがちになります。

逆流が止まることによって、水分を貯めておく必要が無くなるため、水分が抜けていき、痩せるそうです。

術後に痩せる原因その②

僧帽弁閉鎖不全症の手術は、大きな手術である為、体への負担も大きい。

その為、完全に胃腸の動きが戻っていなくて、食べた物をうまく吸収できずに痩せてくるという要因も考えられる。

これは、完全に本調子に戻っていくのを待つしかないそうです。

コロンの場合は、胃腸の動きが悪くて食欲が無くなってしまった為、これから体重が増えて本調子に戻っていくように治療していくことになります。

昨日入院したばかりで、まだ治療が始まったばかりだけれど、本当にただの【胃腸炎】であれば良いなと思いました。

そして、どうしても心配なので今回も、「命にかかわる状態では無いでしょうか…?」と聞いてみました。

専門医さん

今すぐに命に関わるような状態ではないですよ。

と、術後6日目に不調が続いていた頃に同じ質問をした時は、素直に「あり得ます」と回答されたことがあったので、そう言ってもらえて安心しました。

この手術の術後は、大丈夫そうに見えても急変することがあり、易々と大丈夫だとは言えないのだと言っていた先生が、今回はそう言ってくださったので、少しホッとしました。

「命に関わる場合があり得る」と言われた手術6日後のお話

ただこの手術は遠隔機のトラブルが起こる可能性がある為、今の状態に何かプラスアルファで問題が起きてくると話が変わってくるそうです。
昨日に比べて食欲が戻っているので、そこは回復傾向。
引き続き慎重に経過を観察していきます。

ただの胃腸炎であれ!!

まとめ

再入院翌日の今日は、点滴と薬が効いて食欲が少し回復した様子。

エコーとCTを撮った結果、【胃腸炎】の可能性があるそうです。

このまま新たな問題点が浮上しないことを願うばかり。

炎症の数値が高いのと、胃腸が動いておらず炎症を起こしている所見が出ているので、治療を進めていきます。

昨日の点滴と薬では、CRPが下がらなかった為、薬を変えて様子を見ることになりました。

コロンはケージの中で、鳴かずに寝てくれているそう。

この時わたしは、「今回は2、3日で退院できるといいな…」と思っていたのですが、コロンはこれからまた3週間入院することになります。

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