◆手術ができる病院が遠すぎて通院できない…
◆成功しない可能性がある手術への高額出費は怖すぎる…
◆病気を治したいけど、手術は現実的ではない気がする…
そう思っていた私が手術を決意するまでの記録をまとめました。
コロンの闘病歴
●2018年、8才で【心雑音】発覚。僧帽弁閉鎖不全症と診断されるも、元気に過ごす。
●2021年5月、11才で初めて肺水腫を起こし、緊急入院。
●肺水腫と同時に突然の闘病生活開始、同年7月に余命半年宣告。
●同年11月に心臓手術⇒奇跡の大復活。
▼初めて肺水腫を起こした時の詳しいお話しはこちら。
僧帽弁閉鎖不全症を治す方法
初めて肺水腫を起こした5月下旬、緊急入院した病院で主治医さんに言われました。
この【僧帽弁閉鎖不全症】は薬では治せないので、治す為には手術をするしかないんですよ…。
と、私はその時【治す方法があること】にホッとしました。
手術で治すことができるのか…!
肺水腫で呼吸困難を起こし、病院に駆け込んだ時のコロンは、今まで見たことが無いくらい苦しそうで、このまま死んでしまうのではないかと思ったほどでした。
肺水腫とは、
心臓の中の【僧帽弁(そうぼうべん)】が機能しなくなることによって血液が逆流し、
突然の肺水腫でかかりつけの病院に駆け込み、主治医さんに『手術で治す方法しかない』と聞いたこの時に、近いうちにコロンは手術を受けなければ助からなくなる時が来るような気がしていました。
手術を受けさせるのは無理…!?
いざとなったら【手術】がある…と思うと安心しましたが、コロンは11才半と高齢の為、できれば手術をせずに投薬治療で病状を安定させたい気持ちがありました。
薬で治すことはできない病気だけれど、投薬治療でできるだけ症状を安定させられるといいな…と思っていました。
けれど、コロンの病状はどんどん悪化していきました。
2度目の肺水腫
5月に初めて肺水腫になって入院し、4日後に退院。
投薬治療を開始しましたが、1週間後にコロンは2回目の肺水腫を起こしました。
また呼吸困難で苦しむ姿を見て、薬を飲んでいるにもかかわらずこんなに頻繁に肺水腫を繰り返すことが怖くなりました。
まだまだ考えるのは先であってほしいと思っているのに、【手術】という言葉が頭をよぎります。
2回目の肺水腫を起こして再び病院へ駆け込んだ時に、主治医さんに【手術】について具体的な話を聞いてみました。
そこで驚愕の事実が判明。
手術可能な病院と費用
主治医さんは、自分もまだ一度も見たことが無いという【僧帽弁閉鎖不全症の手術】について教えてくださいました。
- 手術ができる先生が国内に数名しかいない為、手術可能な病院が少ない。
- 手術可能な病院が県内にも隣接する県にも無く、何時間もかけて遠く離れた病院へ行く必要がある。
- かかりつけの病院では【手術】を選択した飼い主さんはこれまでおらず、【投薬治療】しか前例がない。
- 費用が非常に高額で、手術費だけでも150万。遠方の為、移動やその他の治療費を合わせると200万は超えるであろう。
- 手術費が高額にもかかわらず、手術の成功率は7割・8割くらいで、必ず成功するわけではない命懸けの手術であること。
そんな…
いざとなったら【手術】があるさ。
と安心していたのに…
無理だ…
と思いました。
かかりつけの病院は、市内では有名な大きい病院でした。
その病院で【前例が無い】。
コロンはこれまで、往復で30分ほどのかかりつけ病院までしか移動したことが無いし、ましてやいつ肺水腫を起こすかわからない弱った体のコロンを連れて、何時間もの長距離移動をすることは想像もできませんでした。
そして気が遠くなるほどの高額な治療費。
これはもう、都会に住んでいるセレブだけが決断できる手術に違いない…
田舎に住んでいる我々には手の届かない手術だったんだ…と思いまいした。
この話を聞くまで、このかかりつけの病院で手術ができるのかな?とさえ思っていた私は、投薬治療で病状を安定させるしか道はないのだと理解して帰宅しました。
▼2回目の肺水腫を起こした時の詳しいお話はこちら
繰り返す肺水腫
2回目の肺水腫の後、薬の量を更に増やして投薬治療を継続。
この投薬治療で、できる限り病状を安定させて、長く生きられたら…
そう願っていたのも束の間。
2回目の肺水腫を起こした3日後に、コロンは3回目の肺水腫を起こしました。
薬を飲んでいるのにどうして…💦
これまで起こした1回目・2回目の肺水腫と比べると、この3回目は一番症状が酷く、病院に駆け込んだ30分後に虚脱するという恐ろしい状態になりました。
▼その時の詳しいお話はこちら
この時、亡くなっていてもおかしくない状態であったと思います。
奇跡的に一命を取り留めたものの、これから同じように何度苦しむことになるのだろうか…。
こうやって苦しみながら亡くなる日が来るのだろうか…。
その時が来たら私は【手術ができる病院が近くにあれば…】【お金があれば…】何かできることは無かったのか…と、必ず後悔するような気がしました。
後悔しない為に、一歩進む
距離の問題も費用の問題も、考えれば考えるほど不可能に思えて、
安全に長距離移動できる方法は無いのかな…
宝くじに当たらないかな…
と、気が付くと手術のことばかり考えていました。
お金がもし用意できたとしても、手術の成功率は100%ではないから、お金もコロンもなくなってしまったら…という恐怖。
なんたるハイリスク!!
移動距離、出費、高齢、リスク…
毎日のように悩みに悩んでいる時に、ふと、
そうか…、
私は、コロンに手術を受けさせたいと思っているんだな…。
だからこんなに悩んでいるんだ…。
と気付きました。
こんなに悩むということは、きっと同じように悩んでいる人がたくさんいるはずだ…と思いました。
このご時世で、こんなに高額な手術代をポンと用意できる家庭の方が少ないはず…。
みんなきっと同じだ…、震えながらお支払いしているに違いない。
かかりつけの病院では【前例が無い】ので、誰も見通しがもてず、とても不安だったけれど、私が一歩踏み出せば【前例ができる】と思いました。
距離の問題も費用の問題も、手が届かないように思えた手術。
踏み込むことは、ただただ怖かったけれど、
コロンが苦しみながら亡くなるのを見た時に、お金があれば救えたかもしれない…と後悔するのはあまりにも不甲斐ないと思いました。
悩んだ末に、後悔することが一番怖いという結論に到達。
後悔したくない。
ただそれだけでした。
この時私は、18年務めた職場を退職したばかり。
正社員でも退職金が無い職場だったので、残念でしたが…。
それでも退職していたおかげでコロンの看病ができたので、このタイミングでコロンが弱ったのは、「必死で看病すべし!」ということな気がしました。
きっと我が家に縁があって、家族になってくれたコロン。
後悔しない為に、できる限りのことをしたいと思いました。
そこで、この3回目の肺水腫で一命を取り留めた後、かかりつけの病院で主治医さんに相談。
「治る可能性があるのなら、手術を受けさせたい。けれど、移動距離や金銭面・命懸けのリスクなど、それが本当にコロンの為になるのか迷っている。」
という気持ちを伝えました。
手術について迷っているのであれば、一度受診をして話を聞いてみると良いと思います。
受診したからと言って、必ず手術をしなければならないわけではありませんからね。
そう言ってもらい、
そうだ、あれこれ考える前に、まずは直接話を聞いてみよう!
と思いました。
二次診療施設を探す
ここで初めて知ったことが、
手術が可能な病院は【二次診療施設】で、受診する為にはかかりつけの病院からの紹介が必要。
ということでした。
私にとってはそれが、手術への後押しとなりました。
投薬治療一択だったかかりつけの病院から、初めての二次診療施設受診となるコロン。
手術が可能で経験豊富な、車で通える距離の病院を探します!
と、主治医さんが病院を探してくださいました。
ここからが、驚く程スムーズに話が進んでいきました。
病院を探したり連絡を取ったりすることは、【全部自分でしなければいけない】と思っていたのですが、全て病院同士で話を進めてもらえて とても助かりました。
そして速かった…。
自分で連絡していたら、なかなか決断できずに、連絡できないままズルズル時間が過ぎていた気がします。
受診の日程なども、こちらが希望する日を先生に伝えて、病院同士で連携を取って日程調節をしてくださいました。
あれよあれよという間に、
7月10日に、受診の予約が取れました!
二次診療施設を受診
この時私は、【手術を決断する】というよりは、【手術を諦める覚悟】をしていました。
「高齢だから手術の成功率は低く、難しいです」
という専門医さんからの言葉を直接聞いて、
【コロンには手術で助かる道は無かったんだ】と、専門的な意見を聞いて諦めよう。
家で看取る覚悟を決めよう…と思っていました。
後悔しない為に、できる事は全てやって、【投薬治療しかないんだ】と納得してから手術を諦めようと思っていました。
長距離移動
7月10日早朝、病院で検査をする為、朝食は抜いて出発。
この頃のコロンは、利尿薬が効いて肺水腫を起こさなくなっていました。
とはいえ、病院までは車で片道6時間。
初めての長距離移動はとても不安だったのですが、
どんな病院か直接見て把握しておきたいので、院長と私の2人も現地集合で同行させてください!
!!!
来てくださるんですか!?
前述の通り、これまで【投薬治療一択】だったかかりつけの病院。
病院からの紹介で【初めて手術を受ける】ことになるかもしれないコロンは、病院の先生達にとっても【初めての試み】でした。
その為、初受診に病院の先生達が同行してくださるという、頼もしいサポートをしていただけました。
手術が成功すれば、コロンちゃんが第一号です!
もちろん、そんなサポートは想像もしていなかったことでした。
コロンを自力で連れて行く決意だった私にとって、こんなに心強いことはありませんでした。
先生達のおかげで、無謀とも思えた【県外の病院を受診する往復12時間越えの道のり】が少し明るくなりました。
「そっちへ進んで大丈夫だ」と、背中を押してもらえたような気がしました。
だからと言って、手術を決断しなくても大丈夫ですからね!
詳細を聞いて、無理だと思ったら断っても大丈夫です!
と、先生達は何度も忠告してくださいました。
受診の当日、利尿薬を飲んでいるコロンは1時間半~2時間に1回ずつトイレ休憩を取りながら向かいました。
現地集合の先生達とは、一度も合流することなく到着しましたが、先生達はもしコロンが途中で肺水腫になってしまった時の為にと、利尿薬の注射などを準備して、いつでも合流できるよう気にかけてくださっていました。
ありがたすぎます…✨
移動中、コロンはトイレ休憩の時以外はほとんど眠っていてくれたので、無事に病院まで何事も無く辿り着くことができました。
(▼コロンとの長距離移動で役立った準備物はこちらにまとめています。)
僧帽弁閉鎖不全症の手術ができる病院を初受診
ド緊張の私を、病院のキレイな待合室が癒してくれました。
まずコロンを預けて、検査をしてもらいます。
さすが専門病院なだけあって、一般の病院には無い機材がたくさんあり、より詳しい病状がわかりました。
凄い機械がありましたよ!!
と、同行した先生が驚いていました。
エコーや血液検査が終わると診察室に通され、心臓手術を担当する執刀医さんから結果を伝えられました。
●心臓の弁を引っ張っている【腱索(けんさく)】という組織が、切れたり伸びたりすることによって逆流が起こっている。
●その腱索が、コロンは広範囲に渡って切れていて、弁が全く機能していない状態。
●心臓の状態は【重症】で、投薬治療では余命は半年。
●心臓には常に負担がかかっており、肺水腫を防ぐ為に【利尿薬】が欠かせない状態。
という診断でした。
そうか、重症だったんだな…。
薬がなかなか効かず、肺水腫を繰り返していたことが納得でした。
僧帽弁閉鎖不全症は、【心臓の中で血液が逆流する病気】だと言葉で理解していたけれど、ここで私はコロンの心臓エコーの映像を初めて見ました。
コロンの心臓が動く様子と、弁の動きや血液の流れがよく分かる映像でした。
【こんなに逆流していたんだな…】と、衝撃でした。
執刀医さんは、手術で僧帽弁が治ったワンちゃんの【正常な僧帽弁】の映像も見せてくださいました。
正常な僧帽弁は、鼓動のたびに心臓の中でピタッとくっついて、血液の逆流を防いでいます。
一方、「広範囲に渡って壊れている」と言われたコロンの僧帽弁は、鼓動するたびに心臓の中で力なくヒラヒラと裏返り、素人の私が見ても全く機能していないことが分かりました。
本来、次の部屋へ流れていくはずの血液が、ガバガバ逆流していました。
こんな心臓で、コロンはずっと、「今」も頑張っているんだな…と思いました。
僧帽弁閉鎖不全症を【治す】治療の選択
普通の病院なら、絶望的でしかない診断結果ですが、この状態から【治す為の治療】を選択できるのが【二次診療施設】です。
次は、コロンにどういう治療を進めていくか。
投薬治療と手術を選択する話になりました。
手術の方法やリスクについて、執刀医さんは詳しく説明してくださいました。
手術の成功率と費用
手術のリスクについて話を聞いていると、【術中の死】【術後の合併症による死】など、亡くなるリスクがとても恐ろしかったのですが、それらが1割の確率ということでした。
コロンの心臓や、肺・腎臓などその他の臓器の状態などから考えた「コロンが手術した場合の成功率」は9割と言われました。
私は、思っていたよりも成功率が高いと思いました。
手術を諦める覚悟で受診したけれど、
もしかしたら、コロンは手術で助かるかもしれない…?
手術ができる病院が少ない為、希望者が多く、現在手術は半年待ちとのこと。
そこで、心配だった【高齢で手術をするリスク】や【費用について】などを詳しく聞いてみました。
現在11才半で、半年待ちなら手術する頃には12才になっているコロン。
●高齢での手術で、リスクは高くないのか?
●そもそも余命半年の状態で、半年待ちの手術って、体はそれまでもつのか…?
●手術の費用は実際どれくらいかかるのか?
という回答でした。
手術を決断
この超絶難しいとされる心臓の大手術を、「高齢のワンちゃんで成功率9割です」って…
かっこよすぎですよね。
きっと成功率は低くて、手術で回復することは期待できないだろうと思っていた私は、
コロンは手術で治るかもしれない!
と希望が湧きました。
手術の費用は高額なものの、150万以上かかると思っていたので、思っていたよりも少し安くて(←高額すぎて麻痺)安心しました。
(※結局、コロンは術後に入院が長引いて、大幅に金額が上がり150万以上かかることになったのですが…。)
そんなことよりも、諦めるしかないと思っていた手術に手が届きそうなこと、余命半年のコロンを助ける方法があることが嬉しかったです。
執刀医さんは、
「手術の決断は、今日中でなくても大丈夫。」
と言ってくださいましたが、希望者の多い手術で予約のこともあるし、早めの決断が良いようでした。
ここまで来ることができたんだから、助けたい。
私はその場で、「治る可能性があるのなら手術をしたいです」とお願いしました。
そして、
「11月11日なら、コロンちゃんの手術を入れられます。」
と、犬界隈で縁起が良さそうなワンの並ぶ日に、手術の予定が決まりました。
手術まであと4ヶ月…。
病気の進行速度は?
私は最後に、
手術までの4ヶ月間で、コロンの病状がどれくらい悪化することが考えられますか?
と聞いてみました。
今は薬で病状が安定しているけれど、薬はどんどん効かなくなっていくのではないか?
数週間前まで肺水腫を繰り返す姿を見ていた為、悪化が心配でした。
執刀医さんは、
シーズー犬は、この病気の悪化が比較的ゆっくりな傾向があります。
4ヶ月間、呼吸の状態に気を付けて、薬を調節しながら様子を見ていけば大丈夫です。
と言ってくださいました。
呼吸の状態に気を付ける!!
あと、コロンちゃんにはまだ薬の量を増やせる余裕があります。
今後悪化したとしても、今の投薬量には余裕があるので、薬で抑えられるだろうと言っていただけました。
薬の処方も、今までかかりつけの病院で出してもらっていた薬と少し変えることにします。
これから手術までの間、毎月1回ずつ定期検診を受けてください。
と、月に1回の検診をかかりつけの病院で行って、データだけ専門病院に送って経過を観察していく流れになりました。
手術に向けて治療を開始!
同行してくださった、かかりつけの病院の先生方に大感謝をして、初受診は終了。
かかりつけ病院の先生は、執刀医さんから【より効果的な薬の配分】を教えてもらったそうで、翌日から早速薬の量を変更することになりました。
薬はかかりつけの病院で処方してもらっていました。
翌日、早速かかりつけの病院で薬の量を変更してもらい、飲み始めるとコロンの体調が良くなって驚きました。
専門病院って凄いな…✨
と思いました。
【良くなる】というのは、具体的に言うとコロンが【よく動くようになった】と感じました。
寝てばかりいたコロンが、昼間によく動くようになって、窓から外を見たり、来客があると出向いたりと、急に元気な頃と同じように動くようになり、調子が良いことが分かりました。
食欲も急に回復。
忘れかけていた【元気だった頃の姿】を思い出しました。
このことから、悪いのは【心臓だけ】なんだ…、と再確認。
【心臓】さえ治れば、また元気になれるんだと思いました。
手術の不安と希望
【手術ができたらいいのに…!】と何度も思って、やっと専門病院まで辿り着き、手術の日程が決まったけれど、
「よし、これでコロンは助かる!」
と全面的に安心できたわけではありませんでした。
【助かるかもしれない】というだけで、手術の成功率が100%ではないということが、いつも不安でした。
これまで何百匹もの手術を経験されている執刀医さんは、手術のリスクについて、起こりうる可能性をしっかりと説明してくださいました。
そのどれもが具体的で、本当にそうなりそうな気がしました。
【成功率9割】のうちの残りの【1割】にコロンが入らない保証は無いので、覚悟が必要でした。
手術を決断した日は、コロンが生きられる可能性ができた日でもあり、手術によって死期を早める決断をしてしまったかもしれない日でもありました。
自分の決断が正しかったのか、正解がわからない不安がありました。
この日から、手術に向けての希望と不安が入り混じる闘病生活が始まったのですが、【助かる可能性がある】というだけで、気持ちはとても救われました。
少し前まで、投薬を続けてもどんどん悪化していく恐怖や、家で看取るしかない絶望感の中にいたことを思えば、【治すことを目指して治療ができる】って幸せだと思えました。
手術を決断した日から、無事に手術の日を迎える為に、4ヶ月間病状を保つ為の新たな闘病生活が始まりました。
まとめ
今回は、コロンの手術を決断したきっかけや、二次診療施設を初めて受診した時の体験を記事にしました。
何もしなければ、半年で亡くなってしまう状態だったコロンに、【手術で助かるかもしれない】という道ができたことは、救われた気がしました。
助ける道が他に無かったとはいえ、余命半年と言われたコロンを4ヶ月で死なせてしまう決断をしたかもしれないと思うと怖くなりました。
また肺水腫を起こす不安は常にありましたが、助かる可能性があるというだけで、気持ちはとても救われました。
たくさんの方の応援のおかげで乗り越えられたと思います。
同じ手術を選択した全てのワンちゃんが、手術が大成功して元気になれること、飼い主さん達の想いが報われることを、願わずにはいられません。
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